今日まで好きでいて良かった

アイドルを応援するのって、楽しい

意識改革

少し前にヲタクを休んだ。

理由は色々あったけれど、メンタル的にしんどくなってしまったから。

 

どうせ休むなら中途半端なことはしない方が良いかな、と思い全部の現場を一斉に休んだ。まぁ数ヶ月離れて認知が切れるならそれはそれで仕方がないことだし。

そしてヲタクを休んだことで現実に気付いてしまった。

 

ヲタクはお金がかかる。

 

時間やお金よりもメンタル的な理由でヲタクを休んだため、手元には給料がほぼ丸々残った。今まで給料の半分はカードで引き落とされていたし、残りも使い道が決まっていることがほとんどだったので、これは衝撃だった。

冷静に考えればチケット代・交通費・物販代で1日2万くらいかかっているんだから当然なのだけれど。

 

そして無駄に時間を持て余した私は今まで大して興味のなかった美容関連にお金をかけるようになった。正直見た目は芋ブスなので金をかけたところで…と思っていたフシがあったが、美容はたとえ効果がなくても何となく女子力が上がった気がしてテンションが上がる。だからと言って美人になって世界が見違えたという話ではない。

 

平日仕事して土日は引きこもってアニメを消化したり美容動画を漁る毎日。「暇だな~」と思わないこともなかったが、その内ドルヲタに復活することを考えたら今のうちにしっかり休んでおこうと思えた。

 

ヲタクを休んでいる間、SNSも休んだ。

現場に行かない以上推しのイベントを知っても仕方ないし、推しのプライベートは元々全く興味がないので別に気にならなかった。

 

しかしそこで、相方との温度差が生まれてしまった。

彼女は元々人に流されやすい人だった。そして私が離れている間、もう一人の友達と2人で参戦することで、そちらサイドに流れてしまった。

 

そう、彼女は接触厨になっていた。

 

別にこれを否定するつもりはカケラもない。お金と時間を何に使うかなんてその人の自由だし、アイドル側が接触を売っている以上、それを買うヲタクがいるのは当然のことだ。

しかし、私は根っからのライブ厨だった。接触なんてなくてもいい、いやむしろ今日を境になくなってくれていい。

 

アイドルの仕事は、「ステージで歌って踊って、ファンに夢と元気を与えること」だと思っている。

だから、ヲタクとの交流はアイドルの”仕事”ではなく、”ファンサービス”だと思っている。

 

相方と2人で現場に通っている間、流されやすい彼女はすっかり私の思想に染まっていた。押しつけたつもりはないが、洗脳している自覚はあった。だけれど、私は長年培ってきた持論を変えるつもりなんてサラサラなかった。

そうやって私の思想に染まっていた彼女だが、時々私とは違う考えを持つことがあった。そして、それは決まって接触イベントの後だった。

 

彼女の推しは所謂「ガチ恋営業スタイル」というものだった。私は正直アイドルがこれをするのは好きじゃない。地下の地下のアイドルで30歳で崖っぷちでもうこれしか道が残されていないとかならまだわかる。でもほとんどの場合そうではない。

ガチ恋営業をかけられてまんまとのめりこんでいく相方を見て、私は彼女の推しに恐怖すら覚えた。自分が推しているグループの一員だというのに。

 

そして私が休んでいた数ヶ月の間にそれは加速していた。久々に会った彼女はもう数年前のプライベートとヲタクを両立させていた彼女ではなかった。

表面上はもちろん両立している。仕事もしているし一人暮らしで家事も頑張っている。でも私にはアイドルの闇に引き込まれてしまったドルヲタにしか見えなかった。

 

ヲタクを休むと決めた時、もしかしたら認知が切れるかもな、とは思った。例え覚えていてもよそよそしくなるかもな、とも思った。それは覚悟していたことだった。

 

けれど、友達との心の距離がこんなにも離れることは想定していなかった。

 

悲しいし寂しいし、どうしてという気持ちがない訳ではない。

しかし、こればっかりはどうしようもないことなのだ。決して彼女が何か悪いことをした訳ではない。もちろん私も。

ただ考え方が交わらない方向へと変わってしまっただけ。

 

そしてそれはもしかしたら、彼女も思っていることなのかもしれない。

先に変わってしまったのは彼女か私、果たしてどちらだったのだろうか。

その答えを、私は永遠に知ることはないだろう。

 

 

 

井の中の蛙大海を知らず

S君が大舞台に立った。もちろん一人でではなく、所属しているグループが、だけれど。グループ全員がその大舞台へと上がるために何ヶ月も努力していた。ライブのMCでは毎回その話をして、Twitterでは連日宣伝をしていた。だからもちろん、ファンも精一杯応援したし、私もその一人だった。

 

しかし、その大舞台に立った推しを見た時、私は自分達がいかに「井の中の蛙」だったのかを思い知らされた。

 

ワンマンライブじゃなく、色んなジャンルの人が立つ舞台だった。私は普段アイドル以外の音楽を全くと言って良いほど聞かないので、音楽的な批評なんてできない。それでも、レベルが違った。同じ舞台に立って良いレベルに彼らは達していなかったのだ。

 

アイドルに何を求めているのか?これはドルヲタそれぞれあると思うけれど、私は「アイドル力」を求めている。歌やダンスなんてそれなりでいい。現にS君はグループの中でも1,2を争うほどダンスが上手くない。

 

それでも、ライブ中はコール&レスポンスがあって、ヲタ芸を打って、推しからファンサをもらって、毎回チケ代以上に楽しいライブを提供してくれる彼らを、私は心底応援していたしとても満足してドルヲタをしていた。

 

でも、大舞台に立つ推しを見た私の感想は「あれ?こんなクオリティ低かったっけ?」だった。

 

緊張していたのかもしれない。夢だった大舞台に立っているのだから。共演者は有名な人ばかりだったし。でもそんなの言い訳にしか過ぎないよね。

 

彼らは地下アイドルだけど、地下の中ではそこそこ有名だと思う。地下アイドルと対バンをすれば物販は一番行列を作るし出番前は箱がギュウギュウになる。集客力はあると思う。

 

しかし、それは「地下アイドル」という井戸の中に過ぎなかった。

 

世の中にアイドルという職業の人がどれだけいるのか。特別な資格やスキルを必要とせず、年齢を問わずなれる職業。昔は男性アイドルといえばJ一強だったが、近年ではその帝国も崩れつつある。男性地下アイドルも増えてきているのが現状。

だから、彼らも「そこそこ戦えるんじゃないか」なんて思い上がりを持ってしまった。普通に考えれば分かるのにね。”地上”で戦えないから”地下”にいるんだって。

 

その大舞台で他のアーティストのステージを目の当たりにした彼らがどう思ったかは分からない。でも私は確かに自分で自分の推しを過信していたことに気付かされた。「歌もダンスもまだまだこれから」なんて言えるほど、彼らは若くもない。

 

そして更に私に衝撃を与えた出来事…それは、他のファンが「彼らは堂々とステージに立っていた」と言っていたこと。

堂々と?

何をもってしてそう言ったのかは分からないけれど、少なくとも私の目にはそうは映らなかった。

頑張っていたとは思う。どのメンバーもガチガチに緊張しているのが見て分かったし、見ている時は「落ち着いて!頑張って!」と思っていた。

でも、堂々と自分たちらしいパフォーマンスができたのかと言われれば、そんなことないと思う。なのに、ファンからは甘やかすような「私たちにとっては彼らが一番だから」というリアクションに違和感を感じた。

 

他のアーティストのファンからは案の定イマイチな反応だった。「ワンマンライブはきっと楽しいんだろうね」なんて気を遣った反応をしてくれた人もいた。

推してるヲタクですらクオリティ低いと思っているのだから、初めて見た人はさぞ反応に困ったことだろう。まぁ正直に言われても私は気にしないけれど、噛みつく人もいるから賢明な判断だとは思う。

 

でも結局S君のグループを応援するヲタク達は、現実から目を背けて「彼らのパフォーマンスを理解できない人たちがおかしい」というリアクションをする。

これが全てとは思わない。中には私のように何も言わず、匿名ブログで発散している人もいるかもしれない。

でも、今までずっとS君の現場へ一緒に行っていた友達も、同じような発言をしていたことがどうしても引っかかっている。その発言の意味が「クオリティは低いけれど、一生懸命頑張っている推しに感動した」という意味なら良い。でも、もし違う意味ならば、私はもう彼女と一緒にはいられないのではないか。

 

ヲタク友達は簡単にできる反面、簡単に切れる。

推しの切れ目が友の切れ目になりませんように。

 

推しにイラッとする日

皆さんは推しにイラッとすることはありますか?

 

私はしょっちゅうある。主にS君に対して。ぶっちゃけ現場に行けば2回に1回くらいはイラッとしてる。

ちなみにMちゃんにはほとんどない。というかイラッとしたことは一度もない。モヤッとしたことが一度あるくらい。

 

S君は基本的に面白くない。多分壊滅的にセンスがないんだと思う。これは私と彼の笑いのツボが合わないとかではなく、本当に面白くない。身内もみんな口を揃えて「自分の方がまだ面白い」と言う。推し被りのヲタクたちはみんな「面白くないところが個性だよね!」と言って何かをごまかしている(少なくとも私にはそう見える)

 

しかしアイドルに面白さなんてカケラも求めていない自分からすれば、彼が面白くないことなんてどうでもいい。問題は、彼が自分のことを「面白い」と思っていることだ。

何がどうしたらそう思えるのか不思議で仕方ないが、彼は本気で自分を面白いと思っているらしい。ライブ中のMCで突然意味分からないことを言い出したりする。それが面白ければまぁ良いが、百発百中でつまらない。

そして更に問題は彼が「すべったこと」を笑いにすらできないことだ。

例えばギャグを言っている途中だったり、ツッコミをしている途中だったり、そういった彼の一言に全客が集中している時に限って、彼は「すべったこと」に臆病になる。

その結果、そのギャグやツッコミを最後まで言わず、「何でもない」と言い出す。

 

いや、それが「ステージに立つ人間」がやること???

 

多分言ってる途中ですべったことに気付いてビビッてるんだと思う。メンタルの弱い人だから。

そういう時、私はいつも「いや、最後まで言えよ」と思ってイラッとする。最後まで言ったところでどうせ面白くないんだから「そんなつまんないこと言うためにMC遮ったの?」と思ってしまいそうだけど。

 

しかし、この界隈では彼は「面白くないことが個性」となってしまっている。だから私は表立ってこんなこと言えないし、匿名でこんなブログに発散させている。

世の中のヲタクは推しにイラッとした時、どうやって発散しているんだろう?

 

私は推しにイラッとしたことがあったとしても本人には言わない。単純に言うのが面倒だからという理由と、「言っても無駄だろうな」という思いがあるから。二十数年生きてきて自分が面白くない人間だということに気付いてない人に、何を言っても伝わらない気がする。

 

そして最近、「推しにイラッとすること」に疲れてしまった。

 

勝手にイラッとしてるだけなんだけど、MCは基本面白くないし握手会とかで接触しても会話が通じなくてイラッとするし、とにかく現場でしょっちゅう私は推しにイラッとしている。

でも本人にそれを言うつもりはない。そして言わない限り本人が気づかないことも分かっている。だから本来、私にイラッとする権利がないことも。

 

最近は「S君はそういう人だもんね」で全部流すことにしている。周りからは「よくそう思えるねw」と言われるが、そう思わないとやってられないのだ。

 

そして結局いつも同じ結論に達する。「私とS君は相性が悪い」という結論。

私が"普通にしたい会話"すらできないことが悲しい。私の"普通"とS君の"普通"が違うことがとても悲しい。

 

現場に行けば楽しい。ふとした時に「好きだなぁ」と思う。

だけど、多分私はS君を一生好きではいられない。

なんとなくそんな気がする。

 

その『一生』の最後がいつ来るのか、私には分からない。

 

もうすぐ久しぶりのツアーへ参戦する。

このツアーが終わった時、私は何を思うのだろう。

 

 

 

推しの"優しさ"

S君は優しい、らしい。

 

らしい、と言うのは他の同推しの人がよく言っているのを聞くから。残念ながら、私は多分彼を優しい性格の人とは思っていない。

"良い人"だとは思う。優しくされたこともあるし、「優しいな」と思うこともある。

 

でも多分、私とS君は相性が悪い。

 

一般的に、人間には相性がある。それは当然のこと。しかし、仕事の付き合いだとか、ご近所付き合いだとか、相性が良くないと分かりつつもお互いに交流を持たなければならないことがある。私とS君はそれに近い。「いや、向こうは仕事だろうけどお前は好きで応援してるんじゃん」と思う人もいるかもしれない。実際その通りだと思う。

私とS君は相性が悪い。だけど、私が彼を好きだからひたすら応援しているだけ。

 

相性が悪いことは推し始めた初期から何となく気付いていたが、別に友達になりたい訳でもないし、向こうは仕事な以上私を邪険にする訳ないし、別に気にしていなかった。しかし、決定的なことが起きてしまった。

 

少し前、S君からひどいことを言われた。

 

多分誰が聞いても口を揃えて「ひどい」と言うと思う。実際身内にも「よく他界しなかったね」と言われた。それは、私が自分のドルヲタ人生の中で一番言われたくないことだった。

問題は、それが彼にとって"冗談"であったということ。彼は悪気なく、悪意なく、私の心をズタズタに引き裂いた。本当に冗談だと思っていることは彼の態度を見れば明らかだった。そしてもちろん、彼は笑って言った。「冗談だよ」と。

 

その場では適当に話を切り上げて、そのまま帰った。彼にこの黒い感情をぶつけることだけはしたくなかったから。そして、家に帰って一人大泣きした。いい歳した社会人の女が、こんなに傷つけられることがあるのか、と思った。

 

その時に思ったのだ。私と彼は多分生きている世界が違う。それはもう地球と海王星くらい。そして、私はその距離を埋める術を知らない。

 

誰にも言ってなかったけど、本当は他界しようと思っていた。持っているチケットを譲りに出す準備をしていたし、これからの予定を考え直していた。それくらい、私にとっては衝撃的で大きな出来事だった。

しかし、なんやかんやあって私は他界せず、S君のヲタクを続けている。

 

彼に言われた言葉を忘れた訳ではない。それどころか、多分一生覚えてると思う。でも、私は元々S君の優しい性格を好きになった訳ではない。相性が悪いことなんて何年も前から分かっていたことだし、接触なんてなくてもドルヲタはできる。私の中で『S君に期待するのは止めよう』という考えに落ち着いた。

 

これが良いことなのか、悪いことなのか、分からない。

現場に行けば楽しい。だけど最近、そうじゃない時の気持ちを持て余している。

 

そもそも、これをブログに書こうと思った理由は、最近この出来事をやっぱり忘れていない自分に気付いたから。

もしかしたら、これがターニングポイントになってしまうかもしれない。もちろん悪い意味で。いつか、その日が来てしまったとして、その時に「ターニングポイントはあの日だったな」と思わないで済むようにしたい。でも、私にはどうしようもできない。

 

私はただ楽しく好きな人を応援したいだけなのに。

S君を応援し始めてから、自分の性格の悪さをまざまざと見せつけられている気がする。私は自分の思うヲタクでいたいのに、結局周りの人や推しの反応が気になってしまう。

 

そして私はいつも思ってしまう。『Mちゃんだけを応援していたら、こんな思いはしなくて済んだのかな』と。別にS君にリアコな訳ではない。彼女がいても嫁がいてもどうでもいい。

でも、やっぱり男女という性別の差が、私にとっては大きな溝になっている。現場に行きたい気持ちと行きたくない気持ちがぐるぐるぐるぐる頭をずっと回ってる。これが解決できる日なんてくるのかな。来ない気がするけど、どうなんだろう。

 

自分みたいな弱いヲタクですらこんなこと考えるんだから、同担拒否の人とかリアコの人はもっと大変なんだろうな笑

どれだけ自分の頭の中で考えたとしても、答えなんて出ない。そしてそのモヤモヤを抱えたまま、私はこれからもヲタクを続けるんだと思う。いつか自分の中でスッキリと腑に落ちる答えを見つけられる、その日まで。

 

 

2016年ヲタ活の総括~後編~

明らかに後半の方が現場が多かったので中途半端な8月で区切ってしまったが、後編である。

 

9月

3日 東京でイベント

友達の推し現場へ遊びに行ってみた。人がファンサをもらうのを見るのは楽しい。

11日 埼玉でツアー

めちゃくちゃギュウギュウなライブハウスだったけどそれはそれで楽しかった。S君はいつも優しい。

24日 徳島

25日 高知でツアー

何故か9月はイベントが少ない気がしてつい参戦してしまった。初めての飛行機遠征。本当に行って良かった!日本列島は意外と狭いかもしれないという錯覚に陥る。

 

10月

1日 三重でツアー

最近知り合った推し被りのフォロワーに「どこにいたかすぐ分かった」と言われてビビる。別現場の友達が来てくれて楽しく見た。

2日 千葉でリリイベ

三重から夜行バスで向かって東京駅で化粧をしてそのままイベントに向かった。Mちゃんに「宇宙一可愛い」と言ったら微妙な反応をされた。

9日 愛知でツアー

このツアーで唯一相方と別々に見た。盛り上がる系のヲタクと恐らく初見の方に挟まれて見て何だか微妙な気持ちになった。個人的にうるさいヲタクは好きです。

10日 千葉で対バン

久々にぼっちで参戦。楽しかったけどやっぱり地下アイドルの現実を突き付けられた。もっと彼らが大きくなるまで応援したいと思った。

15日 神奈川でイベント

珍しいタイプのイベントだった。出演者が多くて見つけるのが大変だったけど、逆に他のグループと交流しているS君を見れた貴重な機会だった。

20日・21日 埼玉で対バン

S君に接触で干された(笑)最終的には持ち直してくれたけど、私とS君は相性が悪いようで時々会話が噛み合わなくて申し訳なくなる。

22日 栃木でツアー

久々に相方と2人っきりでライブ参戦。やっぱり気を遣わなくて良い相手は楽だ。

26日 東京でイベント

S君からMちゃんの話題を振られて思わず口ごもったら「モゴモゴしないでw」と言われた。彼はやっぱりアイドル力が高い。

 

11月

3日 埼玉で対バン

長時間の対バンな上S君がいつ出るか分からないためずっと中にいなくてはならなかった。しかし全く飽きさせない演者ばかりで本当に良いライブだった。

6日 千葉でツアー

S君がセンターの曲に合わせてセンターで見た。本当にどこにいても見つけてくれるしファンサをくれるのですごい。

19日 福井でツアー

箱推しになりそうなくらいすごい見やすい箱だった!相方の推しが頑張っていて相方が泣きそうになってた。私も感動した。

20日 東京でイベント

友達の推しに会いに行ってみた。例え推しがいなくてもアイドルの現場はやっぱり楽しい。

23日 東京でワンマン

相方へのサプライズをした。いつもと違ったライブでセトリが面白かった!

24日 埼玉でイベント

地元に友達が推しているアイドルが来たのでフラッと寄ってみた。人が少なすぎて、やっぱり地下アイドルは大変だと思った。

27日 東京でイベント

特殊なタイプのライブで完全にアウェーだった。前の人が交換してくれて最前で見た。アウェーでも堂々としている彼らは完全にアイドルだった。

 

12月

3日 山梨でツアー

S君の震える手が見えて私まで緊張してしまった。でもやっぱり一生懸命にパフォーマンスをするアイドルを応援するのは楽しい。

23日 新潟でツアー

この日は特別な日だったので多少無理をして参戦した。しかし、本当に遠征して良かったと思える良いライブだった。年内最後の現場がここで良かったと心の底から思った。

 

この1年半ずっと相方と2人で現場へ通っていたが、共通の友達がS君のグループにハマってくれて最近は3人で参戦している。人数が増えて他のヲタクに目を付けられないか心配だ(自意識過剰)

9~11月くらいまでイベントが毎週詰まり過ぎて毎週相方に会っていた。毎週会っていたのに話すことは尽きないし、同じテンションで応援出来る友達は貴重だ。

多分本当に忙しい人からすれば全然だろうけど、私にしては色々な方面へと目と足を向けた1年だったと思う。すでに2017年の予定も立てられつつあるし、来年も全力でドルヲタを満喫しようと思いました。

 

おわり

2016年ヲタ活の総括~前編~

 2016年最後の現場が終わった、ので1年間の総括をしたいと思う。

書き出してみたら思ったより長くなってしまったので前後編に分けてみた。完全にただの備忘録である。

 

1月

9日 東京でリリイベ

ここで初めてS君にMちゃんの話をする。思ったより食いつかれてこっちが困惑した。

11日 神奈川でドルイベ

気まぐれで行った割に中々の良イベだった。Mちゃんは基本的にワンマンしかやらないので、他の女性アイドルを見れる貴重なドルイベは楽しい。

17日 東京でドルイベ

まねきケチャのヲタクがマナー悪すぎて危うくクソイベになるとこでしたが、普通に楽しかった。

30日 千葉でイベント

1年半くらい推してたよく分からない職業の人に会いに行った。ちなみに彼はゴミクズだったので7月くらいに他界しました()

 

2月

7日 千葉でリリイベ

Mちゃんに初めて認知された。声にならないほどビックリして嬉しかった!

 

3月

12日 千葉でリリイベ

Mちゃんとはいつも他愛もない話をして幸せな気持ちになっている。この日も幸せだった。

13日 東京でライブ

友達の推しのワンマンライブに行ってみた。お昼のライブに行って夜は執事喫茶へと行くという充実した1日を過ごした。

 

4月

1日 神奈川でイベント

抽選イベントに当たってぼっち参戦。やっぱりトークイベントよりライブが好きです。

9日 東京でツアー

初日。すごく楽しかったけどS君に意味不明なことを言われて困惑した。彼は時々宇宙人になるようだ。

16日 東京でリリイベ

他のメンバーからうっかり顔認知をもらって「忘れて下さい」と謎なことを言ってしまった。「忘れます。」と言い切った彼はすごい。S君はいつも通り。

17日 東京で対バン

珍しいアイドル以外の音楽に触れた。歌唱力がすごい人は曲を知らなくても盛り上げられるんだなぁ…と感動した。

28日 東京で対バン

友達2人の推しとS君が共演したので相方と4人で見た。めちゃくちゃ楽しかったしS君もいつも以上に楽しそうで良かった。

 

5月

1日 千葉でリリイベ

私の決意をMちゃんに伝えた。私は彼女がしたいと思うことを何でもやらせてあげたいと思う。

7日 兵庫

8日 京都でツアー

今ツアー初遠征。ホテルで盛り上がり過ぎてフロントから怒られるという大人として最低なことをした。楽しかった。

 

6月

5日 千葉でリリイベ

Mちゃんは私のことを「ちゃん」と呼ぶが、私は「さん」で呼んで欲しいので複雑な気分になる。でも名前を呼んでくれるのはやっぱり嬉しい。

12日 長野でツアー

Mちゃんのために節約していたのでこの辺りはS君の現場にあまり行けてなくて久々の参戦。でもやっぱり楽しかった。

26日 千葉でリリイベ

Mちゃんは私が言いたいことを上手く言えなくてもいつも読み取ってくれる。本当に本当にうれしいことを言われて、やっぱり最高のアイドルだと思った。

 

7月

2日 神奈川でツアー

多分2016年で1番楽しいライブだった!めっちゃ盛り上がったしS君もすごく楽しそうだった。

3日 茨城でツアー

最前で見た。最前ならではのファンサをくれるS君はさすが。

7日 東京で対バン

出演時間に間に合いそうだったので仕事帰りに寄ってみた。比較的スペースがあったので踊りまくってめっちゃ汗かいた。楽しい。

17日 青森

18日 宮城でツアー

宮城は最前だったので、相方の推しに最前ならではのサプライズを起こした。帰りの新幹線で後ろの人から注意されるという失態を犯す。楽しかった。

 

8月

6日 東京でリリイベ

S君は普通に手を触ってきたりするので困惑する。パーソナルスペースが狭いイケメンは厄介だ。

9日 東京でイベント

FCイベントだったが激戦だったので友達と来ている人が少なく、大人しい雰囲気だったのでガヤを入れまくった。ら、拾われた。でも楽しかった。

10日 東京でライブ

2年ほど前に推していたアーティストのライブに行ってきた。成長が全く見られず悲しい気持ちになった。多分2度と行かない。

11日 群馬でツアー

最前で見た。せっかくなのでヘドバンをしまくったらメンバーが笑ってくれた。

12日 東京でイベント

相方の推しがメインだったので、冷静に見られた。自分のファンじゃなくても「ありがとう」を言ってくれるのはやっぱり嬉しい。

13日 東京でリリイベ

S君から私信がきた。が、それは嬉しいタイプのものではなかったので素直に喜べなかった。むしろ相方が何故か喜んでいた。イベント自体は楽しかった。

14日 千葉でリリイベ

連続で2人の推しに会えるなんて最高の夏休みになった!Mちゃんは何度見ても飽きないくらい可愛い。

16日 東京でワンマン

番号が悪かったので逆最前で見ていたら「後ろ過ぎない?(笑)」と言われた。じゃあ良番くれ

21日 神奈川で対バン

野外ライブだったのでめちゃくちゃ暑かったけどその分熱気がすごくて楽しかった!酒を飲みながらライブを見るのはやっぱり楽しい。

 

最初の3ヶ月は現場が無さ過ぎてS君のモチベが底辺だった。私はツイッターやブログなどの画面上で満足出来るタイプではないので、このまま他界するんじゃないかと不安になったくらいだった。でも4月からツアーが始まって無事モチベが回復したので、私はやっぱり現場主義の人間なんだなぁと実感した。

6月まではMちゃんの一大イベントのために節約していたが、それだけ満足のいく結果が得られたと思っている。8月の2週目は自業自得とはいえ現場を詰め込み過ぎて仕事へ行きたくない病にかかるところだった。いや、行きたくはないんだけど。

あと2年前に推していたアーティストのライブに行ってあまりの成長の無さにガッカリした。仕事定時で終わらせて急いで向かったのに、途中で「これにお金を払っているのか…」と冷静になった。ある意味勉強になったので良かったとする。

 

後編へ続く。

推しの髪型には口を出さない

登場人物が2人出てきたところで、何故私が推しの素性を隠すのかを説明しておきたい。

簡単に言えば身バレ防止のためだ。

「そんなに有名なヲタクなの?」と思われても困るので弁解しておくと、私は全通してる訳でもすごい積んでる訳でもないものすごくしょぼい普通のヲタクです。

 

Mちゃんはテレビにも雑誌にもそこそこ出るアイドルなので何の問題もないが、問題はS君だ。そこそこ無名なグループアイドルでぶっちゃけ上位人気メンにも入れていないS君は、恐らくMちゃんとの兼ヲタは自分だけだと思う。ので、見る人が見れば簡単に私だと特定出来てしまうので、しばらくはこのスタイルでいきたいと思う。

 

S君にはそこそこ頭のおかしいヲタクが多い、と思う。

そもそもMちゃんの現場で他のヲタクと関わることがないので、元々ドルヲタの生態というものをよく理解していないんだけど、それでもS君はグループの中でもなかなかのヲタクの密度をしていると思う。

所謂ガチ恋・メンヘラ・説教厨・CP厨辺りは全然揃ってるし、もちろんそれを本人に遠慮なくぶつける人も多い。私にはちょっと理解出来ない。

 

私は自分の中のルールがものすごく沢山ある。そしてその内の1つに「推しの髪型に口を出さない」というのがある。だってそもそも髪型が変わったくらいで嫌いになったりしないよね。

Mちゃんに関しては長い方が個人的には好きだけど短い方が似合うのでぶっちゃけどっちでもいい。S君は髪型をコロコロ変える人なんだけど、最近気づいたことがある。私は男の人の好きな髪形とかない。ので、S君がどんな髪型にしようとあんまり興味がないし、「髪切りました」なんてツイートには「似合いますね~!」という死ぬほど中身のないリプライを送ったりする。別にウソをついている訳ではなく、本当に似合ってると思うし、それに対して「前の方が良かった!」とか本人に言っちゃう人は逆にすごいなって思う。いやマジで。

 

前にS君から「前の髪型と今の髪型どっちがいい?」と聞かれたことがある。というかS君は定期的にヲタクに髪型についてツイッターでも聞くので、多分アンケート的なものだったんだと思う。私はめちゃくちゃ悩んだ結果「どっちも好きです…」というやっぱり死ぬほど中身のない回答をした。そして弁解のために「S君だったら何でも良いので好きな髪形にして下さい」と手紙を書いた。あれ以来髪型について聞かれたことないなそういえば。

 

昔ある女性アイドルが「髪型について文句を言う人は本当に私のこと好きなの?」みたいなことを言っていた。女としてその気持ちは分かる。女は自分のテンションを上げるために自分の好きな髪形にするところがあるし、「髪型くらい好きにさせろや」というアイドル側の意見も分かる。

 

でもアイドルって見た目も商品の内だよね?

 

ヲタクの9割が黒髪ロングが似合うよって言ってるのに突然金髪ショートとかにされたらそりゃ戸惑うよね。需要に合わせて供給をするのもアイドルとして大切なんじゃないかなぁって思う。もちろん「ヲタクの意見をガン無視するなんて、そこに痺れる憧れるぅー!」的なヲタクもいるだろうし一概には言えないけどね。

 

ちなみに私は自分の意見なんか参考にして欲しくないです。どちらかと言うとガン無視して自分の考え貫き通してくれればそれでいい。っていうか考えに着いていけなくなったらヲタク止めるだけだし。

結論:文句がある時は見えないところで言おう。